一生モノってなんだろう

f:id:hamu_z:20210319002555j:plainもう20代後半。アラサーです。そろそろ「一生モノ」というものが欲しくなってきます。よく女性雑誌の特集にもありますよね。一生モノとして買いたいブランド○選!とか、オンナの一生モノ時計特集!とか。私自身、去年結婚してから洋服やバッグは長く使いこなせるようなものを、ジュエリーに関してはそれこそ何十年経ってもおばあちゃんになっても愛用できるもの!を選ぶようにしています。結婚指輪の幅を4mmにしたのもそう。歳を重ねるにつれて手の皺が目立つと細い顕著なデザインは使いづらくなる等といろいろリサーチした結果です。何年か後に迎える30歳の節目に時計かジュエリーを買いたいと思っているのでいまから一生懸命リサーチ中。

ある日友達とカフェで話していたときのこと。わたしが最近の買い物では長く使えるものを選びがちだ~って話していたらその友達が「長く使えるものって物を大切にしている証拠でいいよね。ただわたしは飽き性だしある程度の期間で買い替えられるものがいいかな。極端な話10年前と趣向なんて違うし。」と。なるほどな~。考えさせられました。

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確かに、10年前は学生だったとはいえ趣向が全然違います。当時愛用していたドクターマーチン8ホールは重くて靴擦れもして我慢して履いていましたが、今は歩きやすさを重視した結果スニーカーだらけになりました。デザイン性のあるひとひねりの服が好きだったのも今はシンプルかつ無地。黒・ネイビー・白以外の服は買わないモノトーンコーデに。当時はごりごりの厚化粧でマスカラアイライン命でしたが社会人になり薄化粧へ。面白いことに(?)マスカラとアイラインは一切していません(笑)社会人になって手持ちのものはシンプルになりました。もちろん収入状況や家族編成等が違えば趣向は大きく変わると思います。学生の時は実家暮らしで稼いだお金は全て自分のもの、社会人になっても3年ほど実家暮らしだったので家にお金を入れる他は自由に使えるお金がそこそこありました。そして結婚し親元を離れた今は将来のことを考えて貯蓄重視。今は自由に使えるお金はあるけど気軽には使えないです。だからこそ、どんな時代やどんな状況になっても左右されない「長く使えるもの」=「一生使っていきたいもの」を探しているのかもしれません。物が溢れた部屋の中で生活するより少ない物で生活したほうが身軽だしそもそも物を捨てるのにも一苦労ですからね。先日ティファニーTワイヤーリングを購入し何十年経っても愛用していく!!!と思っていたとしても、正直それはその時になってみないと分からないですよね。わたしが数十年後おばあちゃんになってTワイヤーリングを気に入って身に着けていたら。その時に初めて「一生モノ」って思うんだろうな。そう考えると買う前に「一生モノ」なんて分からないのかもしれないです。

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