2、3年前の秋、岐阜県中津川市にある馬籠宿へ行ってきました。アクセスは名古屋からJR中央本線の特急で1時間半くらい、最寄りの中津川駅から馬籠宿まではバスで30分くらいですね。元々中津川へ行った理由は、友人が栗きんとんを食べたい！って言うのが発端でした。
そして山側の馬籠宿の入り口にあるこちらの古民家が、お蕎麦屋さん「恵盛庵」です。読み方は「けいせいあん」。妻籠宿から峠を越えて降りてくると、最初に見えると思います。この日は雨が強くとても寒かったです。バス停は、下の方なので登ってきたのですが、風と雨が冷たく早く温まりたい...と何回も思いました。
あったかお蕎麦。本当はざる蕎麦を食べたかったんですが、寒くて冷たいお蕎麦を勇気はありませんでした...(笑) 注文したのはきのこ山菜蕎麦です。大好きなとろろも入ってテンション上がります。
出汁と山菜、そしてきのこが、冷え切った心と身体に染みる。あぁ美味しい。身体が温まるとつい、ホッと呟いてしまいます。海苔が入っているのも嬉しいですね。ちなみに、お蕎麦を待っている時に淹れて頂いたお茶もとても美味しかったです。私は今回、時間短縮のために馬籠宿のみを訪れましたが、時間があれば南木曽町にある妻籠宿から馬込峠を越えて馬籠宿へ中山道を歩くのがいいかな。秋だと紅葉を楽しめますし、ハイキングにはちょうど良い気温だと思います。恵盛庵のお蕎麦が、峠越えをした身体を癒してくれるに違いありません。ごちそうさまでした。
